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2012.03.05
マスコミ記事・取材
琉球新報コラム「沖縄そば開業のきっかけ」
琉球新報コラム「沖縄そば開業のきっかけ」を掲載されました。
私はラジオ番組で沖縄そば店を紹介するコーナーを担当しています。80人以上の店主に開業のきっかけについて質問しました。
人生のターニングポイントという視点から、沖縄そば店主になった経緯を紹介しています。
一番多いのが、第二の人生を考えて脱サラした人。次に子育てが一段落してパートを始めるつもりが自分で開業した人。自分で手打ち麺を作ったらおいしかったので家族、親戚に振舞ったら「この麺でお店を出したら繁盛するよ」との声で開業した方もいます。
「あの時、褒めなければよかったと後悔しています」と冗談半分に答える奥さまもいます。
オープン前は家族が猛反対する例は意外と多く、逆に兄弟が協力して親が資金を出して繁盛している店もあります。
次に製麺所に勤めていた人や沖縄そば店で働き「のれん分け」した人、繁盛店の二代目で受け継いだ人など沖縄そばの魅力に惹かれた人たち。おばあちゃんから受け継いだ古民家(築六〇年~一〇〇年以上の家で仏壇がある)を再生するために始めた方もいます。
事業に失敗し再起をかけて繁盛店にした店主。高級ラウス産昆布に出会い独立した珍しい人もいます。
沖縄そばは「ソウルフード」と言う象徴的な例があります。その方は30歳の頃、東京で働いており、このままヤマトゥで一生過ごすのかな?と悶々としていた時に新宿で沖縄そばを食べ、あまりの懐かしさに「沖縄に帰ろう」と決心。自分で沖縄そば店主(現在有名店)になった人もいます。
さまざまな人間模様があり、いろんなきっかけがありますが、全員が「沖縄そばじょーぐ」であることは間違いありません。沖縄人(ウチナーンチュ)の魂に響く特別な食べ物なんですね。
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