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新報コラム「沖縄そば店主集まれ」
琉球新報コラム「沖縄そば店主集まれ」を書きました。
「昼ごはん食べた?そば食べに行こう」とランチを誘ったり誘われたりします。
今まで「沖縄そば嫌い!」と言う人に出会ったことがありません。県民食の代表「沖縄そば」。1日に20万食生産されているとも言われています。
県外からの観光客アンケートでも「食べてみたい料理NO1」に選ばれるほど全国的に認知されています。
しかし、作りて側の沖縄そば店主は苦労しています。「原材料の高騰」「後継者がいない」「集客で困っている」「品質を上げたい」「コストを削減したい」「長時間労働」など悩みが絶えません。
この10年間で製麺、かつお節、豚肉など仕入れ値やガス代など値上がりばかりで値下げしたものはありません。
沖縄そばは500~600円と相場があり、値上げ分を売値に加算するとたちまちお客さんが離れてしまいます。仕込みなど労力の割には利益を出せないのです。こういう現状を改善しようと思っても各店舗の努力には限界があります。
志のある沖縄そば店主がお互いに協力し、各店舗では解決できない問題に取組み、よりおいしい沖縄そばを提供できるように勉強会、経営の近代化、合理化、コスト削減、販路拡大、品質向上を図るために昨年8月に(社)沖縄そば発展継承の会を設立しました。
品質向上のために製麺メーカーへの工場見学やかつお節など乾物類の勉強会をしています。さらに沖縄そば店がお互いに協力した企画として加盟店舗間のスタンプラリーを行いました。
多くのそばじょーぐーに喜ばれました。来年は、加盟店舗の近くの幼稚園や保育園児を無料で招待し、地域に支えられるお店を1店でも多く産み出し、新たな文化を創っていきたいです。
歴史ある「沖縄そば」文化を継承し、さらなる発展を沖縄そば屋さんと目指していきたいと思います。
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