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2012.01.21
マスコミ記事・取材

琉球新報コラム掲載「沖縄そば・敵は同業者だけ?」

琉球新報コラムにて沖縄そばの現状を書きました。

 

「最近、そばやー多いねー」
「沖縄そば店」と保健所に登録されている店舗が1800店あるそうで、その中でも沖縄そば特集誌などに掲載されている専門店が200~300店あり、北は国頭から南は糸満さらには離島までさまざまな店があります。
沖縄そば店を開業した店主は、このようなライバル店が多い中から自分のお店に足を運んでもらえるように工夫を凝らします。
麺は細麺にするか、太麺か。軟らかい麺か、コシが強い麺か。ダシはあっさりかこってりか。具の味付けは甘辛くするか、塩だけか。いろいろと考えます。
今までは、同業ライバル店だけを見ていればよかったかもしれません。しかし、敵は「沖縄そば店」だけじゃありません。「うどん」「ラーメン」の店が増えてきています。
本場の讃岐うどん店が国道沿いに出店し行列ができるほどです。
ラーメン店は、沖縄移住人口に比例して店舗数が増えています。しかも東京激戦区でも通用するようなレベルの高い味です。
同じ麺類だけでも過当競争状態ですが、さらに価格という点から激安弁当とも戦わないといけません。那覇市内では300円弁当にスープが付きます。こう考えると胃袋争奪戦です。
一昔前までは、那覇のマチ(国際通り)に来たら「すば」を食べるのが当たり前。いまは家族で遠出しても、ご当地「すば」を食べるという時代ではなくなっています。
このように外食の選択肢が増えた中で「今までのサービスでいいのか?」。店主自ら知恵を絞り、生き残りを考えないといけません。
このような現状をきっかけに向上心のある店主が集まり、沖縄そば店に関わる問題を解決していこうと(社)沖縄そば発展継承の会を立ち上げました。

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